ニュース番組を見ていると、「どこそこで火事があって、何人亡くなった」とか、「誰と誰が結婚した」なと、ほぼ8割以上はどーーーっでもいい情報が流れてくる。
ワイドショー的な要素が比較的少ないNHKのニュース番組でさえ、半分以上は知らなくても生きていくのに困らない情報だ。
自分が思うテレビ番組に対する考え、今回はその中でも受け手側の心の問題について書く。
例えば日本のどこかで一家惨殺事件があったとする。
番組では家の間取りの模型を用意して、遺体のあった位置、血痕の状況、犯人像を詳細に報道する。
これらの情報を、遠く離れた都市の、全く関係のない人間が知る必要があるだろうか。
地元の人間で、まだ犯人が捕まっていない場合、用心するために知っておく必要があるかもしれないが、日本中の人間が詳細な情報を頭に入れる必要があるとは到底思えない。
痛ましい事件の詳細な情報を観た人間がどう思うか。
知らず知らずのうちに緊張が高まりストレスを受ける。
さらに感受性の高い人間ほど心に負荷を感じる。
嫌な気持ちになるし、単純に気分がどんよりする。
そんなニュースが毎日毎日テレビから垂れ流され、知らず知らずのうちに心にダメージを受ける。
そしてストレスが蓄積する。
それに気づいていない人が結構多い。
ニュース番組とか新聞などに代表される報道というのは「知っていて当然」だったり、現代人だったら「知っている必要がある」ような「空気」を持った情報だ。
しかし本当に知るべき情報や事件が毎日毎日30分〜1時間も、さらに映像付きで伝えなければならない情報量として起こっているのだろうか。
番組というのは時間枠に収めるために、重要でないニュースでも拾っていかないと埋まらない。
なのでどうでもいいニュースを引き伸ばしたりしたり、どうでもいいコメンテーターのしょーもない話で間を埋めることで成り立っている。
では必要ないと情報が多いと感じたらどうしたらいいか。
ひとつは単純にテレビを見なければいい。
以前のポストでも同じような事を書きましたが、必要ない情報を入れることで頭のなかは淀みます。
淀みが進むとどうなるか、症状は人それぞれだと思いますが自分はうつになりやすい傾向がある。
さらに直管が鈍る。
テレビの中でも特に民放って余計な情報が多い。
スポンサーのちからが強いのでノイズが多い。
病気の不安を煽って保険に加入させたり、人の陰口で盛り上がったりと、とても程度が低い。
なので最近は民放のテレビ番組を見ることは殆どなくなった。
テレビをダラダラ見るのを辞めるだけで生活がかなり変わる。
というわけで今回は、摂取する情報を絞るだけで心が軽くなるのでオススメですよって話。