投稿者: Daisuke Nakajima (page 13 of 51)

『駆込み女と駆出し男』を観てきたが最高だった

kakedashi

先日、敬愛する大泉洋主演の映画『駆込み女と駆出し男』を観てきました。
この日は上映後に舞台挨拶もあり、初めて生で大泉さんを見ることが出来て感激!やっぱ洋ちゃんカワイイ!カッコイイ!と、大興奮だったのですが、良い意味でその体験を吹っ飛ばすくらいの良い映画でした。

長いけど大丈夫か?

映画は好きなんですがしょっちゅう映画館に足を運ぶタイプではない上に、集中力がないので90分以上の映画をまともに見ることが出来ません。
家でhuluで映画を見ていると、大体60分過ぎるとだんだんモゾモゾしてきて時計をチラチラ見始めることが多い小生。

さらに今回は初めて時代劇映画を観るとあって、いかに大泉洋が好きだとはいえ、142分という2時間を越える上映時間に耐えられるか不安でした。

しかしそれはいらぬ心配でした・・・
テンポの良い展開、感動とコメディのバランス、美しい映像。
全てが集中力のない小生をも飽きさせない、素晴らしいとしか言いようのない映画でした。

美しい映像

小生もグラフィックデザイナーの端くれ。
やはり構図や色味、全体の絵作りは嫌でも気になってしまうところ。

この映画はそういった部分も素晴らしかったですね。
オープニングのスギゴケに瓦屋根から雨粒が滴り落ちるシーン。
苔には目がない小生はいきなりヤられてしまいました。

ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、シーンごとの景色がそれぞれ素晴らしかった。
その鱗片を予告編で。

何度も観たくなる映画

「この映画、見たはずなのに全く内容を覚えてないな」なんてことありませんか?
小生はよくあるのですが、この映画は見てから数日経っても色々なシーンを思い出します。

もう一度劇場に足を運んで観たい。
こんなふうに思った映画は初めてです。

いろいろな人の感想を読むと、1度では気づききれない伏線や、役者さんの視線の意味など、見逃している部分がたくさんありそうでした。

役者さんもそれぞれ素晴らしかった!
中でも樹木希林さん演じる三代目粕屋源兵衛が大好きになりました。
樹木希林さん、本当に素敵な役者さんです。

と、いうわけで

大泉洋っていい役者だなぁ(笑)と再確認するとともに、繰り返しになってしまいますが感動とコメディ要素のバランスが素晴らしかった。
なので重すぎない。もう一度観たくなる映画だと思う理由はおそらくそこだと思います。
良い映画、感動する映画、みなさま色々な感想はあると思いますが、この映画にピッタリなのは「素敵な映画」でしょうね。

その理由はご覧になればわかります。
人はどこから来てどこへ行くのか。
是非劇場で観ていただきたい、小生にとっては間違いなく今年一番の映画と言えるでしょう!

キャストやストーリーは公式サイトへ。

『駆込み女と駆出し男』大ヒット成就!
http://kakekomi-movie.jp/

古戸越橋:新規ポータル申請

IngressPhotoBadgeingress定時報告。

先日近所でポータル化されていない遺構を見つけたので申請してきた。
おそらく他の方も申請しておられると思うのだが、今回は申請から1日半ほどでIngress Operationsから受理のメールが来たので念のため記事にしておく。

今回ポータルに申請したのは「古戸越橋」という古い橋の跡。
古戸越橋は「ことごえばし」と読む。
むかしは戸越(とごし)も「とごえ」と呼ばれていたそうだ。
これは品川用水の古戸越川(ことごえがわ)に架けられていた橋で、現存する品川用水最後の橋の跡だそうだ。

古戸越橋
親柱に彫り込まれている「越」という字がはっきり判別できなかったため「古い橋」として取り急ぎ申請してしまったが、承認されたら責任をもって「古戸越橋」と編集したいと思っております。

最終的には目黒川に合流するこの品川用水は、2015年現在では全域が暗渠化されていて、その面影を残すところもの年々少なくなっているそうだ。
ちなみに橋の跡が残っているはこの古戸越橋だけだそうだ。

今後はアニメ:電脳コイルでいうところの「古い空間」のポータル申請を進めていきたいと思っている今日この頃。

昨年ハマった仏道関連本まとめ

 
昨年のバカンスの時期にkindle PaperWhiteというEインクの電子書籍リーダを買いまして、そのへんからハマった仏道関係の書籍のまとめ。
ちなみにkindle PaperWhite購入時のレビューはこちら
 

自分が小池氏の本を読み始めるきっかけになった本。
もともと怒りやすい性格だったので気になって手にとった(笑)

怒ると体内を有害物質がかけめぐり、それが他人にも伝染する。あらゆる不幸の元凶である「怒り」を、どうしたら手放せるのか? ブッダの教えに学ぶ、心の浄化法。
(Amazonの内容紹介より)

 

「心を保つお稽古」というタイトルで新聞に連載していたコラムを書籍化。
一節が短いので空いた時間に読みやすい。このへんから本格的に原始仏教、仏道にハマっていった。

メールの返信が遅いだけで「嫌われているのでは」と不安になる。友達が誉められただけで「自分が低く評価されたのでは」と不愉快になる。人はこのように目の前の現実に勝手に「妄想」をつけくわえ、自分で自分を苦しめるもの。この妄想こそが、仏道の説く「煩悩」です。煩悩に苛まれるとき役に立つのは、立ち止まって自分の内面を丁寧に見つめること。辛さから逃れようとして何か「する」のでなく、ただ内省により心を静める「しない」生活を、ブッダの言葉をひもときながらお稽古しましょう。
(Amazonの内容紹介より)

 

難解な経典に書かれているブッダの言葉を、だれでもわかりやすい言葉に置き換えて収録。190節。何度も読み返したくなる1冊。
レビューでは賛否があるが、自分の中での現代版仏道指南書のマスターピース。

心のトレーニングメソッドとしての仏道を語って多くの読者から支持されている気鋭の青年僧・小池龍之介が、ブッダの言葉を経典から選び出し、超訳を施した。
驚くほどわかりやすく心に染み込んでくる言葉の数々は、あるときは心を静め、あるときは凛々とした勇気を吹き込む。
(Amazonの内容紹介より)

 

最終的にブッダの生い立ちを知りたくて手にとったのがこの書籍。

自分の救済者は、自分自身である!
いま、心の拠り所を仏教に求める人が増えている。なかでも注目されているのが、“信仰”ではなく、“自己鍛錬”の重要性を説く原始仏教=「釈迦の仏教」だ。ブッダの生涯はもちろん、仏教成立以前のインドの社会構造、僧団の生活規則など6つのテーマ(講座)からブッダ自身の本来の教えを知る。
(Amazonの内容紹介より)

 

言わずと知れた手塚治虫のブッダ。
マンガで生い立ちを読みたい方にオススメ。

いまから三千五百年ほども昔、インダス川のほとりにアリアン人と呼ばれる種族が、遠く北方の地から移り住み、しだいにその版図を広げていった……。壮大なテーマに挑戦して、巨匠が描く釈尊の生涯!! ブッダ第1巻!
(Amazonの内容紹介より)

以上、ご興味があれば是非。