kakedashi

先日、敬愛する大泉洋主演の映画『駆込み女と駆出し男』を観てきました。
この日は上映後に舞台挨拶もあり、初めて生で大泉さんを見ることが出来て感激!やっぱ洋ちゃんカワイイ!カッコイイ!と、大興奮だったのですが、良い意味でその体験を吹っ飛ばすくらいの良い映画でした。

長いけど大丈夫か?

映画は好きなんですがしょっちゅう映画館に足を運ぶタイプではない上に、集中力がないので90分以上の映画をまともに見ることが出来ません。
家でhuluで映画を見ていると、大体60分過ぎるとだんだんモゾモゾしてきて時計をチラチラ見始めることが多い小生。

さらに今回は初めて時代劇映画を観るとあって、いかに大泉洋が好きだとはいえ、142分という2時間を越える上映時間に耐えられるか不安でした。

しかしそれはいらぬ心配でした・・・
テンポの良い展開、感動とコメディのバランス、美しい映像。
全てが集中力のない小生をも飽きさせない、素晴らしいとしか言いようのない映画でした。

美しい映像

小生もグラフィックデザイナーの端くれ。
やはり構図や色味、全体の絵作りは嫌でも気になってしまうところ。

この映画はそういった部分も素晴らしかったですね。
オープニングのスギゴケに瓦屋根から雨粒が滴り落ちるシーン。
苔には目がない小生はいきなりヤられてしまいました。

ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、シーンごとの景色がそれぞれ素晴らしかった。
その鱗片を予告編で。

何度も観たくなる映画

「この映画、見たはずなのに全く内容を覚えてないな」なんてことありませんか?
小生はよくあるのですが、この映画は見てから数日経っても色々なシーンを思い出します。

もう一度劇場に足を運んで観たい。
こんなふうに思った映画は初めてです。

いろいろな人の感想を読むと、1度では気づききれない伏線や、役者さんの視線の意味など、見逃している部分がたくさんありそうでした。

役者さんもそれぞれ素晴らしかった!
中でも樹木希林さん演じる三代目粕屋源兵衛が大好きになりました。
樹木希林さん、本当に素敵な役者さんです。

と、いうわけで

大泉洋っていい役者だなぁ(笑)と再確認するとともに、繰り返しになってしまいますが感動とコメディ要素のバランスが素晴らしかった。
なので重すぎない。もう一度観たくなる映画だと思う理由はおそらくそこだと思います。
良い映画、感動する映画、みなさま色々な感想はあると思いますが、この映画にピッタリなのは「素敵な映画」でしょうね。

その理由はご覧になればわかります。
人はどこから来てどこへ行くのか。
是非劇場で観ていただきたい、小生にとっては間違いなく今年一番の映画と言えるでしょう!

キャストやストーリーは公式サイトへ。

『駆込み女と駆出し男』大ヒット成就!
http://kakekomi-movie.jp/